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SHK株式会社


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構造の設計において個性、作家性がある

一般の方などの中には構造設計の中の一業務:構造計算を捕えて、 「構造設計は計算なんだから誰がやっても同じ結果になるんじゃないの?」と考える方もいます。 当然これは間違いで、そうはなりません。 構造設計、特にその基本設計、コンセプトデザインなどと呼ばれる初期のステージにおいては、そのプロジェクトに対する素案、方向性はその設計者の資質に大きく左右されます。 この段階において設計者はあらゆる角度:安全性、工法、コストなどから客観的にその案の妥当性を検討します。 しかし特にベテランの設計者などはそれまでの経験、バックグラウンドから自分の「型」とも呼べる手法や 得意な方法、又は自身の強い信念を持ち、 これらを基に案、方向性を採用することがあります。 これによりその採用案には恣意性、作家性、平たく言えば「個性」が生じます。 つまりエンジニアリングという科学的、論理的な作業の中に個人の個性の反映が起こります。 これはデザインであるといえます。 なぜならデザインとは、たとえば例として、ある建築家が建物の外壁を「デザイン」する場合、 それはその建築家の「内なる」経験から最良のものを選ぶのであり、主観的なものだからです。 (例外、異論もあるでしょうが例え話のため話を単純化しています) まとめると、本来、客観的:個性の入るはずのない設計作業に個人の個性、主観が反映されます。 このようにして設計された構造物が、その「個性」により魅力を持っているならばその設計は「構造デザイン」と呼ぶことができます。 またこのような設計を数多く行える設計者は「構造デザイナー」だと言えるでしょう。

  最終更新:2019/03/20  【印刷】  【キャンセル